1951-05-30 第10回国会 参議院 通商産業委員会 第39号
○境野清雄君 今の問題は大体了承しましたが、政令で定める額を超える価格というものに対しては、結城委員の質問の通り相当これは問題があるだろう、ということは先ほども結城委員の質問の通り原鉱石の価格というものがいまだにきまつておらぬので、そのものに対して相当いろいろな異論が起ると思うのでありますが、これは勿論参考ですが、他の原価採算によりますと、タスマニアの鑛石というものを使うものは百四十万円を切れるような
○境野清雄君 今の問題は大体了承しましたが、政令で定める額を超える価格というものに対しては、結城委員の質問の通り相当これは問題があるだろう、ということは先ほども結城委員の質問の通り原鉱石の価格というものがいまだにきまつておらぬので、そのものに対して相当いろいろな異論が起ると思うのでありますが、これは勿論参考ですが、他の原価採算によりますと、タスマニアの鑛石というものを使うものは百四十万円を切れるような
○政府委員(徳永久次君) 原鑛石も世界に実は余つておるわけではございませんで、或る程度今から増産が行われるという要因をはらんでおる。従いましてでは明日買付ければ明日鉱石があるかということになりますると、そう簡単ではないということは言えるわけであります。
たとえば燐鑛石の問題にしたところで、大体原価は九ドルくらい、それに船運賃を込めて十一ドルくらいのものが、船賃の値上りによつて二十二ドルになつておる。この大きな船運賃というものを下げることによつて非常に安くなる。これは一例です。こういう問題に処理をしつつ、しかも生産が上つて行くならば、私はそれらの点についてはそう心配しない。ただちにそれが賃金を圧迫するということにはならないと思う。
英領地場域におきましても、マレー方面においてはズングンの鉄鑛石の輸送に尽力しておりますし、またカナダも最近日本船の就航を認めるに至つております。特に日本船の待望しておりました北米航路について、本年の八月十五日以降自由なる入港が認められまして、毎月相当量の配船を見ているわけでございます。
○國務大臣(森幸太郎君) 御意見誠に御尤もでありまして、燐鑛石が輸入されるるにつきましては、相当日本側の食糧増産のために政府が関係方面に要請いたしまして漸く許されたようなことであります。
アンガウルというところは昔は非常に豊富な燐鑛石の採れるところであつて、あれでそんなことがある筈がないじやないか、こういう問をしたところが、丸で投げてあるようなものを今盛んに取つておるのであつて、立派な鑛石を採ろうとするのには、島人をのいて貰つて新らしい試掘をしなければ採れないが、その交渉をしても島人は言うことを聞いてのかない、のかん以上は、現在の燐鑛石より方法がないが、それにしても非常にもう量が少くで
たとえば石炭にいたしましても、木材にいたしましても、そういつたものはなおまだ海陸への轉移の途もあると思いますし、鑛石類等につきましても、船腰の事情からいたしまして、まだ海運へもつていく余地は確かにあるように考えます。
私は遅れて來ましたので、今までに或いは出たかと思うのですが、カナダから輸入される石炭や、海南島から輸入される鐵鑛石の、これは一例なんでありますが、そういうものを結局日本の圓に換算して、幾らに業者に渡しますか。業者に渡すときは又別なんでしようか。これは爲替レートも入つて來ます。
二十萬トン出せばいいのでありまして、百二十萬トンに日本の鋼鐵の生産を持つて行くのに必要なる鐵鑛石と石炭を輸入いたします。
それから生産局において、第五條になつておりますが、「石炭の生産に閲する事項」というだけで、御承知の通り現に石炭を掘つてみますると、ここに、耐火煉瓦用の鑛石が澤山出るのでありまして、これも同時に捨ててしまわないで、生産局において有効適切にこれをやるようなことになるのではないかと……現に岩手炭鑛株式會社の状況を見ましても、その株主として現場を観察しておりますが、特にそうした事業を併行してやつておられるという
それから耐火煉瓦或いはその原料の粘土のお話もございましたが、これは耐火煉瓦は勿論化學局でございますが、粘土の方はやはり鑛山局の一般の鑛石の部門として取上げるのでございまして、從いましてこの石炭廰設置法には特に粘土のことは書いてございません。
一番大きな問題は家庭燃料としての亞炭というものを私共は考えておりまして、特にここに「亞炭の加工品」という字句を以て現しておりますが、亞炭コークス、亞炭鑛石というものが家庭燃料に、將來木炭が段々供給が困難になつて参りまする場合において、どうしても亞炭の加工品に家庭燃料は依存して行きたい、非常に大きな使命を持つておるものと考えまして、別に一局を設けて、その生産、配給及び消費に關する仕事をここに一つの局長
鑛石輸送につきましては、小運送におきましては鑛石輸送用揮發油月二百五十キロ(十一月分(トラツク八九月分十一臺、タイヤ二・四半期分百五十八トンの別わくをとり、また省營トラクの應援も得ております。鐵道輸送におきましては、全鑛種について中央計畫を樹て、運輸省と連絡の上わくをきめ各鐵道局を通じ、管理部廳に示し、その圓滑なるものについては、現地會議を開き、その隘路打開に努めております。
本請願の要旨は、輪西製鐵所は、石炭・鑛石等原料賦存地にありまして、且つ優秀な設備を有する北海道唯一の製鐵所で、その増産は炭鑛その他日本産業の復興に重要な役割を務めるものでありますが、本年三月から小型熔鑛爐一基に火入れをして百パーセントの能率を上げているのでありまして、この大型熔鑛爐と同様の能率を發揮する小型熔鑛爐をさらに一基活動させて鐵鋼その他の増産をされたいというのであります。
名古屋港は終戰以來輸出入港としてますます重要性を加えつつあるが、現在の第一號、第二號の埋立地は雜貨專用で、石炭、燐鑛石等の荷役に不適當であり、他の貨物にも多大の支障を來している。しかるに第十號埋立地は石炭その他の埠頭として建設され、一萬トン級の船舶も横づけできるが、臨港線がないため何ら利用されていない。
本請願の要旨は、岩手縣九戸郡長内村白山、久慈町間は、延長約四粁で人口多く、中、小學校、鑛山事務所及び官公著等所在し、通勤、通學者の數がおびただしい、また長内村久慈港、玉ノ脇、久慈間は、延長約三粁で、人家多く、官公著學校所在し、久慈港また木炭・枕木・鑛石・耐火粘土・酸性白土等を移出し、玉ノ脇は漁獲物の集散地で、東北水産株式會社電氣製鹽工場のほか百數十の製鹽工場が所在している。
會社が奬勵金を交付する經路は、まず山元から需要工場へ送鑛されたマンガン鑛石は、受入れの際工場に常駐する鑛石配給會社の檢收員がその受入數量、品位等を檢收し、その數量、品位を支所へ報告いたします。この檢收數量及び品位が奬勵金の對象となるものでございます。支所においてはそれらの報告と別途、山元の日本通運から報告のある送鑛數量を照合してとりまとめて四箇月ごとに本社へ報告する。
時あたかも首記の流域における滑石(タルク)採掘事業が勃興し、現に東京都國際タルク株式會社においてその採掘に著手し、近く月産一萬トンずつの原鑛石をわが江良船入澗より積み出そうとして、その運搬路面に輕便機關車の軌道を敷設するため、すでに軌道五キロ分を入手し、近くその敷設に著手する情勢にあるのであります。
同時に神戸にはせつかくの燐鑛石が六七十萬トン滯貨になつているそうですが、硫酸が足りないから過燐酸石灰が十分にできない。それは硫酸アンモニヤや石灰窒素に比較しては、過燐酸石灰は相當生産されている。それは結構ですが、さらに滯貨しているあの燐鑛石を、何か燐鑛粉末といつたような形で、肥料化する方法はないものかどうか、それを御研究になつているかどうかということをお尋ねしたい。
また硫化鑛の生産輸送の状況、アンガウル島燐鑛石開發の状況等の説明がありました。次に石炭關係につきましては、政府側から五箇年計畫の説明があり、また石炭非常増産對策と國管問題に關する質問につきましては、増産對策の方は、いわば作業方式に關するものであり、國管は組織法に當るもので、兩々相まつて初めて成果をあげ得るものであるとの答辯がありました。
○五坪委員 今の御説明を拜聽いたしましたが、その中にアンガウル島の燐鑛石の問題について、政府側の説明があつたということであります。それはどういう意味の説明でありますか。六、七十萬トンの滯貨があるということでありますが、硫化鑛が十分生産されぬために、過燐酸石灰その他の肥料も十分な成績が上つていない。
過燐酸の方は、さいわいにして燐鑛石が非常に富豐でございますので、ただいまのところ、非常に順調に生産が進んでおります。毎月増産の新記録をつくつておりまして、先月も七萬二千トンの生産をあげておりますが、これは終戰後の最高記録でございます。今後もなお過燐酸石灰の方面が比較的順調に伸びていく見込みでございますので、この方で相當カバーできるのではないかと考えております。
それから燐鑛石の開發の量につきましては、大體現在まで毎月十萬トンないし十五萬トンぐらいの數量の輸入を見ておりますが、將來も、少くともこの量は、はいつてくる見込みでありまして、さらに將來はだんだんと増加してまいるものと思います。
何ゆえであるかと申しますと、この學術振興會、各大學の研究費――今どういうことを大學がやつておるかと申しますと、手取早いことを一、二例をあげて申し上げますならば、たとえば鑛石を掘るところの鑿岩機、これを私は實際鑛山に行つて見たのでありますが、鑿岩機が一時間經たないうちに丸まつてしまつて掘れない。それを何度も何度も燒き返えし燒入れしながらやつておる。
由來厖大なる九州の資源、殊に石炭、鑛石等を四國に輸送するにあたつては、關門トンネルを經て山陽線を經由し宇野より高松に入る一大迂囘によるのほかなく、四國の物資またしかりでありまして、これがために生ずる關門竝びに山陽線における輸送の混亂、輻湊、運賃の嵩増は實に想像以上の現状あります。
この村は木材約三萬石、木炭二十萬貫、薪二十萬束、青果蔬菜五千貫、米九百石、鑛石七千トン、石炭また無盡藏にありますので、大量に出しております。何とぞ格別の御詮議をもつて御採擇の上に、いくら小さくてもよろしいから停車場を設置していただきたいのであります。委員各位によろしくお願いを申し上げます。 もう一つ、これは紹介議員小峯柳多君に代つて御説明申し上げますが、井野信號所を一般驛に昇格の請願であります。
現在におきましては鐵鑛石が乙、それから硫黄が甲のロであります。銅は乙、鉛と硫化鑛は甲のロ、こういうふうになつておりまして、甲のロ又は乙が一部あります。それからその他若干のものが乙に上つておりますが、それ以外のものといたしましては大體丙、こういうことになつておりまして、大部分が乙、または丙、そういう順位になつております。
高知の港は冒頭にも述べました通り、陸上交通のきわめて不便なところの高知縣にとりましては、唯一の開港場であり、また阪神方面との連絡の港でありまして、縣内特殊産物、木材とか薪炭とか、鑛石類、紙類、木製品のような輸出をいたしますには、最も大切な港になつておるわけであります。
たとえば銅の精錬所を分割するについて、その精錬所は他の鑛石をもつてきてここで收益をあげる銅山そのもの、鑛石そのものは公定價格からいつたら成立をさすには、ほとんどだめなんだというものがたくさんある、いくつかの事業所をもつておつて、どこかで赤字が出ておるけれども、事業内の傾斜生産によつて。